ビジネスどうこうではなく、あらゆることに普遍的なヒントを得られないかと思って、ドラッカーの入門書を読んでみた。
選んだのは下の二つ。
複雑なドラッカーの理論を図解しようという本。ドラッカー理論のおおまかな骨格がわかった(つもりになる)。ただ、この本を読むだけなら図はいらないと思った。文章は軽めだし。といっても、そもそも本家を理解するためのものなので、本家を読みながら、自分で図を書きながら使うといいのかな。
著者とドラッカーの対話から生まれた本。わかりやすく、説得力がある。実在の企業名・商品名とともに成功例を多く紹介しているので、ヘタすると『プロジェクトX』的に、スゲー、感動した、と、それだけで終わってしまいそうだった。なので、何か応用できることはないか、と必死で考えながら読んだ。
二冊とも軽く読める本。ドラッカーは経営学者で未来学者で社会生態学者なんだそうだけど、読んでみると社会生態学者がピッタリくる気がする。まあ、それを求めて読んだせいもあるけど。とにかく、ドラッカーにハマりそうな予感。
以下ドラッカー理論で生活に使えそうなものを自分なりにまとめ。
時間のデフラグ
小さな時間をまとめて、集中して使える長い時間を作る。
イノベーションは天才のものではない
イノベーションとは「仕事」にほかならない。(引用: 図で読み解く!ドラッカー理論 p181)
小さな改善の積み重ね。むしろ地道で継続的で保守的なもの。 単なる思い付きではなく、実用が大切。
イノベーションについては、http://www.waseda.jp/scoe/kenkyusya11.pdf がざっくりと読めて良い。
すでに起こった未来を探す
未来を予測するのはとても難しい。なので、すでに起こったことが未来へ与える影響に目を向ける。
たとえば出生率の低下。これによる労働人口の低下はすでに起こった未来といえる。
もっとあるけど、文章下手が欲張るとロクなことがないので終わり。
あと、『ドラッカーさんが教えてくれた 経営のウソとホント』 の章末コラム、「ドラッカーさんは言いました―それは違う!」が面白かった。とりあえず目次まで。
- インターネットが歴史始まって以来の革命というウソ
- 不況になったのは日本的経営が失敗したからというウソ
- イノベーションはアイデア、発明であるというウソ
- イノベーションの訳語は技術革新であるというウソ
- 専門家の部下が増え、組織の階層が減ると上司の役割も減るというウソ



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